私は、identity という言葉が大好きです。皆さんは、スーラという画家をご存知でしょうか。
点描画という手法で絵を描いていた人です。
絵の具を混ぜることなくキャンパスに置いて、色の様々な表情を表現してくれました。
近くで見ると赤は赤、青は青、決して混ざっていない。点でしか描かれていません。
ところが遠くから見ると人の顔に見えたりする。
会社で働く個人も同じです。金太郎飴のごとく切っても切っても同じタイプの模範的な社員ばかりというのは、ぞっとします。 個人個人の個性を認めた上で切磋琢磨する。そんな環境が作れたら、と思っています。
単にスタッフのAさん、Bさんではない。 出っ張った個性のある山田さん、田中さん達、私たちメンバー500名が様々な個性を大切にし、そして有機的に結合してこそ、すばらしいパワーが発揮されるのだと思います。 皆さんの大いなる飛翔を期待しています。
クリエイター?と思われるかもしれません。一般に思いつくクリエイターとは、 曲を作るミュージシャン、小説を書く小説家・・・。でも、ちょっと視点を変えてみてください。
”人間の五感のいずれかを使って、世の中に何かを放出すること=クリエイトする”と 定義するならば・・・イチローは、きっと最高のクリエイターのひとりなのでしょう。
私達も、それを意識するしないに関わらず身近なところでクリエイトしています。
営業マンは、お客様のところに行って私達のサービスを”資料”や”話術”で提案します。
事務作業をしている人は、伝票を成果物として残します。
エンジニアは、プログラムを、データベースを構築します。
こう思うと、みなさんは、様々なものを成果物として残す(世の中に放出する)クリエイターなのではないでしょうか。
そこでお願いがあります。クリエイターなら、クリエイターだからこそ、「品質」にこだわってほしい。
画家が、完成した絵に納得して自分のサインを書き込むように。
「この成果物が世の中に自分のサイン入りで出回って恥ずかしくないか・・・」
一瞬。一瞬だけ考えて、そこに”あなたの誇り”を埋め込んで、お客様のオフィスに電話する。 上司にドキュメントを提出する。スタッフと面談をする。
そんな皆さんであってほしい・・・と思っています。
先日、日本橋のスタッフ面談スペースにアロマ加湿器を入れた。 受付に立つとほのかな香りがして、なんとなく落ち着く気分になる。 YKSのモバイルサイトに掲載されるクロネコ日記はみんなの企画でスタートした。 月一回のクリーンデイでは身の回りの整理整頓。少しでも気持ちよく働ける環境を維持したい。 そういえば、バースデーギフトの‘福ねこバースデイ‘は、もうすぐ二年になる。
お客様第一主義。家庭的企業。時々、耳にする言葉だ。
しかし、このトップの掲げた‘錦の御旗‘が社員一人ひとりの業務活動まで浸透し実践されている会社がどれだけあるだろうか。
‘電話の受け答えひとつ‘でお客様が離れていくことを十分知りながら、悪戦苦闘している会社がほとんどで、
この思いがしっかり企業文化のレベルまで到達している企業は意外と少ないのが現実だ。
私達YKSでも、三つのSを掲げ(CS=顧客満足 SS=スタッフ満足 ES=社員満足) 満足度アップ運動を推進しているが、まだまだ発展途上だと思っている。 では、三つのSをアップさせるにはどうしたらいいのだろう。私は、皆さんの感性に期待している。 なぜなら、YKSの500人からのスタッフやWEBサイトソリューションのサービスを使う人のほとんどが、 皆さんと同じゾーンの人達だからだ。みなさんが、楽しいと思えることはスタッフの大多数の人が楽しい、と思ってくれるはずだ。 いやな事は、みんないやなのだ。
答えはそこにある。前述したような提案。小さな思い付きであるが、こういった提案が出てきたことをうれしく思っている。
もっともっと活発にしていきたいものだ。
皆さんの感性で、お客様が喜んでくれる、スタッフや社員が元気よく働けるサービスや環境を実現する方策を考えて、どんどん提案してほしい。
#16 2010年がスタート 2010年2月
#15 価値観の共有 2009年12月
#14 好奇心 2009年10月
#13 YKSの品質 2009年8月
#12 “ハナス”力と“キク”力 2009年6月
#11 “棚卸し”の4月 2009年4月
#10 “疾風に勁草を知る” 2009年1月
#09 バックアップ(準備) 2008年12月
#08 キョリを縮める 2008年10月
#07 夢。 2008年8月
#06 何が見えますか? 2008年6月
#05 ”知識”と”知恵” 2008年4月
#04 創立10周年 2008年2月
#03 5S運動 2007年12月
#02 失敗を恐れずに 2007年10月
#01 ココロ 2007年8月
奥住が以前、同じ開発プロジェクトのメンバーだったスタッフに「オクズミさんって“ガガガ(GaGaGa)”って感じですよね」と言われた。 そして、その時、その言葉のもつ「活力と推進力、そしてある種の明るさ」を感じてとても気に入り、これからもずっと「GaGaGa」でありたい、と思った。



